2015年 02月 25日
黒田博樹投手 |
大リーグでの年俸20億円を5分の1に減らしてまで、古巣広島への復帰にこだわった黒田博樹投手の決断を理解するのは、凡夫には難しい
同投手の「おとこ気」を示す逸話は数多い。印象に残るのは大リーグ2年目の2009年、打球が頭部を直撃して、そのまま病院に運ばれた時。自責の念にさいなまれる相手打者に送ったという言葉にしびれたファンは多いだろう
「僕が野球を辞めたとき、彼にボールを当てられたと胸を張れる選手になってほしい」。先の広島復帰会見では、人とは違う強みを問われて「いつ壊れても、いつ辞めてもいいと思ってマウンドに上がっていること」と言い切った
1球1球が文字通り全力投球だからこそ、あらゆる結果を受け入れる覚悟の程がしのばれる。
わが身を振り返れば、明日こそ-と思い続けてどれほど馬齢を重ねている事か。
明日があると思わず今日を生きる厳しさは、凡夫の憧れだ
そうした覚悟の延長に、広島復帰の決意はあるのだろう。記者会見では「広島という小さい町だが、そこで僕のことを待ってくれている人がいる」とも語っていた。
人生そのものの価値を教えてくれているようである
同投手の「おとこ気」を示す逸話は数多い。印象に残るのは大リーグ2年目の2009年、打球が頭部を直撃して、そのまま病院に運ばれた時。自責の念にさいなまれる相手打者に送ったという言葉にしびれたファンは多いだろう
「僕が野球を辞めたとき、彼にボールを当てられたと胸を張れる選手になってほしい」。先の広島復帰会見では、人とは違う強みを問われて「いつ壊れても、いつ辞めてもいいと思ってマウンドに上がっていること」と言い切った
1球1球が文字通り全力投球だからこそ、あらゆる結果を受け入れる覚悟の程がしのばれる。
わが身を振り返れば、明日こそ-と思い続けてどれほど馬齢を重ねている事か。
明日があると思わず今日を生きる厳しさは、凡夫の憧れだ
そうした覚悟の延長に、広島復帰の決意はあるのだろう。記者会見では「広島という小さい町だが、そこで僕のことを待ってくれている人がいる」とも語っていた。
人生そのものの価値を教えてくれているようである
by okajima-m
| 2015-02-25 18:47
| スポーツ